■恵比須流
伝統を誇る流のひとつ。『博多どんたく』の起源でもある『博多まつばやし』にも、商売の神様、漁業の神様の”恵比須”様とともに、町を練り歩く。博多五町横筋の綱場町、中間町、中石堂町と石堂川東側の蓮池町、官内町、上堅町、中堅町、下堅町、上金屋町、下金屋町、横町(いずれも旧町名)の計十一ヶ町で構成。これらの町を6ブロックに分けて当番町を回している。山笠は旧暦6月の祭りで、その名残りか、この流だけは今も6月1日に注連下ろし(辻祈祷)神事を行う。昭和40年代、博多部の都市の過疎化に見舞われ、流の維持に苦労したが、今では安定している。他の流に比べると舁き手はやや少ないが、山巧者が多い。当番法被、水法被とも各町で異なる。