歴史と伝統のあるお祭り放生会。この舞台となっている「筥崎宮」です。ここでは筥崎宮について紹介しています。
筥崎宮とは・・・
筥崎宮
博多の人々に古くから親しまれている筥崎宮。
その歴史は古く、創建は923年にまでさかのぼります。
大分県宇佐市の「宇佐神宮」、京都府八幡市の「石清水八幡宮」と並び【日本三大八幡宮】のひとつとして広く知られている神社です。
祭神は応神天皇(八幡大神)とその母である神功皇后、及び玉依姫が祀られています。
博多区住吉の住吉神社と共に、筑前国一宮(中央からの連絡事項などを最初に伝える神社の事)に指定されていた事からも、その格式の高さがうかがい知れます。
約450年前、再建された9間社流造りの本殿や、拝殿、楼門、石造一ノ鳥居は国の重要文化財に指定されています。
「筥崎」との名前の由来は、神功皇后が応神天皇を産んだ後、その「おえな」と呼ばれた胎盤を箱に収めて土に埋め、そこに松を植えた「筥松」が本殿のすぐそばにあり、この筥松のある岬ということで、「筥崎」と呼ばれるようになったと伝えられています。
なお、筥崎宮が位置する地域名や駅名などを、「筥崎」とせず「箱崎」と表記するのは、八幡大神に対して恐れ多いという理由に起源します。
元寇の際、蒙古襲来を撃退したとされる神風を神業(神徳)であったと信じられ、亀山上皇により「敵国降伏」を祈願し、海上交通・海外防護の神として信仰されています。
古代から中世にかけては、太宰府の外港として、中国や朝鮮半島との貿易の拠点ともなったようです。
桜門正面
石造一ノ鳥居
◆筥崎宮で行われる行事◆
・1月3日 玉せせり(玉取祭)
締め込み姿の男たちが、幸運を授かると言われる木製の「宝珠」を奪い合いながら本殿に納める。
・1月11日 聖一国師報賽式
聖一国師円爾(弁円)が宋から帰朝の際に海難に見舞われるも筥崎八幡神の加護により事なきを得たことにちなんで、神恩感謝のため承天寺の僧が神前で読経される。
・春分に近い戊の日 春の社日祭(お汐井とり)
清めの真砂を箱崎浜で受ける。家や田畑に撒いて家内安全や豊作を祈願する。
・6月末 池島殿大祭
・7月1日、9日 お汐井とり
博多祇園山笠の舁き手が身の清めのための真砂を箱崎浜で受ける。
・7月末 夏越祭
・8月7日 七夕祭
・9月12日〜18日 放生会(ほうじょうや)
・秋分に近い戊の日 秋の社日祭(お汐井とり)
・12月31日 御胞衣祭(大祓式・なまこ餅つき)
このほか・・・
毎年1月、福岡ソフトバンクホークス、アビスパ福岡など地元スポーツチームの必勝祈願も行われています。