放生会といえば、ガラス工芸品のチャンポンやしょうがなどのお土産品から、多彩に軒を連ねる露店などが有名ですね。
この放生会の名物と言えばどういったものがあるのでしょうか?
ここでは放生会名物について紹介しています。
●ちゃんぽん
ちゃんぽんとは、中国から伝来したガラス細工で出来た玩具。
繊細なガラス玩具で、息を吹き込むとポコンポコンと音が鳴ります。
江戸末期に一度流行し放生会で売り出されましたが、大正時代にいったん姿を消します。ところが昭和46年、日本最後のビードロ作家小川勝男氏により復活。いまや放生会の名物土産となっています。昭和30年、喜多川歌麿の浮世絵「ビードロを吹く女」で記念切手になった事でも知られています。
このちゃんぽんは、例年6月より筥崎宮の巫女さん達によりひとつひとつ手作業で絵付けをします。
手作りであるため、ちゃんぽんひとつひとつの音が微妙に違ってますので、色々なちゃんぽんを吹いてみるのも、また楽しみのひとつです。
・今年も「放生会ちゃんぽん」を販売!
「放生会ちゃんぽん」 3,000〜9,000円
販売:2010年9月12日(日) 8:00〜
場所:お守り授与所
●幕出し
その昔、箱崎界隈は松原でした。
派手好きで宴会好きだった事でしられる博多の商人が、商家や町内で放生会の15日、商家はお店を休んで、その松の枝に松の枝に思い思いにデザインした幕を張り巡らし、料理や酒を持ち込んで町内やお店ごとになどで大宴会をしていたそうです。これが「幕出し」です。
大正時代頃までにで行っていましたが、博多町人文化連盟が現在復活させています。
●おはじき
初日の午前中には完売すると言われるほど人気のある「おはじき」。博多人形と同じ手法で博多人形師によりひとつひとつ手作りされます。
・2010年のテーマは「世界遺産」
博多人形師の会「白彫会」制作による「放生会おはじき」を限定販売!
今年は「世界遺産」をテーマに、法隆寺、厳島神社、首里城、縄文杉、原爆ドーム、金閣寺など国内の世界遺産をはじめ、ベルサイユ宮殿、モンサンミッシェルなど、誰もが知る世界中の世界遺産がおはじきに描かれます。
「放生会おはじき」 3,000円(31種類入り)
販売:2010年9月12日(日)8:00〜
場所:お守り授与所
●新しょうが
緑の葉がついた新しょうがもまた放生会の名物の1つです。
戦前まで、筥崎宮周辺のたくさんのしょうが畑があり、地元の農家ではたくさんのしょうがを栽培していました。
放生会になると、採れたての新生姜を露店で売られていて、それを博多のごりょんさん達が、放生会のお土産として買って帰ったのがはじまり。それ以来、今や放生会の名物土産となりました。
◆しょうがの効果◆
古文書には「しょうがは百邪を防御する」と記してあるほど、古くからしょうがは万能薬として利用されてきました。
その効能は・・・
・嘔吐、むかつき予防
・食欲増進
・殺菌作用
・せき
・新陳代謝促進
・冷え性予防
・腰痛緩和
・腹痛緩和
・神経痛緩和 など
●露店
放生会の最大の楽しみは、やっぱり露店!
期間中、筥崎宮の参道には多くの露店がひしめきあい、その数はなんと約700店程と言われており、夜遅くまで多くの多く人出賑わいを見せます。
露店の定番である、たこ焼き、焼き鳥、イカ焼きから、キャラクター物のお面、アクセサリー、茶碗、盆栽まで。また金魚や緑亀すくい、的当てや射的、手相など多彩な露店が数多く並びます!
かつては着物も売れていた時代もあった放生会。博多の呉服屋は、放生会で一年の半分の売上を上げていたようです。
●見世物小屋
参道横にある広場の「お化け屋敷」や、へび女など摩訶不思議なステージや独特の口上が見ものの「見世物小屋」
もまた放生会の名物です。